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【箱根強羅温泉旅】雪月花別邸翠雲おすすめポイント8選

こんにちは。

まん延防止措置があけた3月下旬、箱根温泉旅行へ行ってきました。

宿泊したのは、箱根・強羅『雪月花 別邸翠雲』

2017年にオープンした、共立リゾート系列の温泉宿です。

ホテル・旅館予約サイト【一休.com】で 星☆4.35 なだけあって、

すべてが大満足だった翠雲さんのおすすめポイントをご紹介します。

雪月花別邸翠雲おすすめポイント8選

①車がなくてもアクセスしやすい

車を持っていない私の、宿選びの条件は「電車でのアクセスのしやすさ」です。

雪月花別邸翠雲は、駅から徒歩5分というアスセスの良さ。

箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗ること約40分。

ケーブルカーとの乗り継ぎ駅として利用者が多い強羅駅で下車。

箱根強羅公園の方に向かって5分程歩くと、到着です。旅館の前は急な坂道となっているため、歩くのが大変な方は無料の送迎もあります。

駅前にはお土産屋さんが数軒あり、坂道の途中には『そば処かつまた』というお蕎麦屋さんや、「箱根強羅もち」が買える和菓子屋さん『石川菓子舗』があるなど、道中も楽しむことが出来ます。

車で来る場合は、小田原厚木道路箱根ICより約30分です。隣接する無料駐車場がありますが、満車の場合は近くの有料駐車場になるようです。

②日常離れした大人贅沢な空間

門をくぐると、洗練された和の佇まい。庭園があり、池には鯉が泳いでいます。

雪月花別邸翠雲のコンセプトは「大人のための湯宿」。中学生以上という年齢制限があります。平日だったこともあり、シニア世代のご夫婦が多く見られました。

玄関で靴を脱ぐとすぐにスタッフさんが靴を回収し、下駄箱で管理してくれます。広い玄関が常にすっきりしており、上品さが感じられます。

ロビーや廊下は畳張りで、生花や鹿威しがあり、和モダンな印象です。

まず案内されたのは、1階ロビー奥にある食事処『雲心庵』。朝食・夕食の会場です。こちらで煎茶とお茶菓子を頂きながら、チェックインを済ませます。

客室へ向かう前に、お土産売り場前で、浴衣を借りることが出来ます。色とりどりの浴衣の中から、好きな柄の浴衣と帯を選びます。

③おもてなしが溢れた露天風呂付き客室

客室は、全43室。細やかな心遣いが行き届くよう、部屋数が抑えられているそうです。

今回のお部屋は、「和ツイン」というタイプ。

客室のドアは引き戸で、段差のないバリアフリーな造りになっています。

シングルベット2台、リビングスペース、露天風呂、洗面スペース、トイレ、テラスが付いています。全室露天風呂付き。

1階のお部屋でしたが、旅館自体が高台に建てられているため、テラスからの眺めは良好。地下1階にある貸切風呂へ向かう通路を見下ろせます。

客室には、おもてなしポイントがたくさんありました。

  • 冷蔵庫に入っているビールやミネラルウォーターは無料
  • コーヒーセットがあり、豆を挽くミルも用意されています
  • 広い洗面スペース、洗面ボウルは2つ
  • アメニティが充実(歯ブラシ、シャンプー、コンディショナー、スキンローション、クレンジングオイルなど)
  • ベットサイドのコンセントは、充電用のUSB出力付き

他にも、大浴場へ持っていく籠バッグが人数分用意されていました。中には、バスタオル・フェイスタオルと足袋が入っています。

そして、天然温泉の露天風呂。大人2人が余裕で入れる程の広さがあります。

④夜中でも早朝でも入れる天然温泉

温泉は、大浴場と3つの貸切風呂があります。

大浴場は、男女別に「翠嵐の湯」「翠華の湯」と名付けられており、それぞれに檜の内風呂・岩造りの半露天風呂・打ち湯・サウナ・シャワースペースがあります。

利用時間は、15:00〜25:00、翌2:00〜10:00。夜遅くや早朝でも入れるのは、有難いです。

大浴場はそれほど広くはありませんでしたが、利用時間が長く設けられていることもあり、私が利用した時は特に混み合った様子もなく、ゆっくりと満喫することが出来ました。

今回は貸切風呂は利用しませんでしたが、こちらも大浴場と同じ時間帯利用可能で、貸切不要。空いていたらいつでも入ることが出来ます。

⑤お酒好きには嬉しいフリースペース

2階〜4階の各フロアには、『君待処(きみまちどころ)』という粋な名前のフリースペースがあります。冷蔵庫が完備されており、水・お茶・ビール・ハイボール・澪・炭酸水、ジンジャエールなどが自由に持ち出し可能です。

そしてなんと、大浴場のフロアにある『湯上がり処』には、ビールサーバーがあります。もちろん飲み放題。温泉上がりの火照った身体に生ビール!たまりません!!

他にも、昔懐かしい駄菓子や、Lotusのビスケット、アイスキャンディーなどが置かれていました。

そしてもう一つ、こんなものを見つけました。

『繊維入りにんじんりんごレモンジュース』です。

ラベルは、こちら。

原材料を見てわかる通り、保存料・砂糖不使用、完全無添加。

にんじんの甘味と、りんご、レモンの酸味のバランスが良く、とても飲みやすかったです。果肉も入っており食物繊維が豊富で、腹持ちも良さそうです。まるで、食べるジュースといった感じ。

こちらはお土産売り場で販売されており、配送も可能です。とっても気に入ったので、6本入りを自宅用に購入しました。

帰宅後調べてみると、AmazonやYahooショッピングでも購入出来ることが分かりました。

⑥自分好みにセレクト可能な夕食

夕食は、17:30〜と19:45〜の2部制で、チェックイン時に選ぶことが出来ます。

夜食の夜泣きそばを食べようと思っている方は、早い時間の夕食をおすすめします。

半個室のテーブル席で、他の宿泊客を気にする事なく食事を楽しめます。

お品書きは、こちら。茶懐石風の小鍋会席です。

「温物」「進鉢」「食事」は、それぞれ好きなものを選べます。同伴者と別の物を頼んでもOKです。

  • 温物…牛すき焼き or 海鮮寄せ鍋
  • 進鉢…蟹真丈 or 刺身湯葉 or ふかひれ茶碗蒸し
  • 食事…マグロ山かけ丼 or 鮭いくら丼 or にしん蕎麦

こういった温泉宿の食事は、量が多く全部食べ終わる頃にはお腹がはち切れそうになることがよくあります。ですが、今回の夕食は私にとってはちょうど良い量で、デザートまで美味しくいただけました。

男性の方には、少し物足りないと感じるかもしれません。ですが、この後に『夜鳴きそば』が待っているので、食べ過ぎないくらいがちょうど良いのかな…と思います。

⑦〆にたまらない夜泣きそば

22時が近付いてくると、大浴場フロアにある湯上がり処に宿泊客が集まってきました。

22時〜22時30分の間、「夜鳴きそば」を無料で食べることが出来ます。

夕食後に温泉で癒され、ちょっと小腹が空いた絶妙なタイミングです。

共立リゾート系列の旅館では、夜鳴きそばを提供されている所がよくあるそうです。

あっさりとした醤油味のスープに麺は半玉くらいの量。チャーシューとメンマがトッピングされたとてもシンプルなラーメンです。

⑧ご飯がすすむおかずが盛りだくさん!豪華な朝食

前日の夕食時に、朝食の時間と、和朝食か洋朝食かを選ぶことが出来ます。

朝風呂でゆっくりしたかったため、遅めの9:00〜にしました。

お品書きはこちら。

テーブルいっぱいにおかずが並び、とても豪華な朝食です。

鯵の干物は、網で温めて香りを楽しみながら頂けます。手作り豆富は、小鍋に入って出てきました。

ご飯(またはお粥)、味噌汁、ご飯のお供は、お替わり自由です。

デザートが出てくる頃には、お腹いっぱいです。

この後、チェックアウトの11時までの間しばらくお部屋でゆっくり過ごしました。

宿泊記まとめ

箱根・強羅の雪月花別邸翠雲さんに夫婦で1泊してきました。

チェックイン・チェックアウト時や食事の際など、いたる所でスタッフの方々の対応が非常に丁寧な点も好印象でした。帰り際に名残惜しく外観の撮影をしていると、「お写真撮りましょうか」とわざわざ館内から出てきて下さいました。

また、お酒好きな私たちには嬉しいサービスがたくさんあり「お籠りステイ」にはぴったりです。天然温泉は、大浴場に計3回と客室露天風呂にもゆっくり入ることが出来、心も身体も癒されました。

またぜひ宿泊してみたいと思える、素敵な旅館でした。

最後までお読みいただき有難うございました。